信州善光寺・宿坊尊勝院

御参拝の方々にお休みいただき、善光寺如来様とご血縁(けちえん)を結んでいただく
「中継ぎ」をするお寺です。

お知らせ

  • 2015.04.05 7年に1度の善光寺御開帳が始まりました
  • 2015.05.31 平成27年度の善光寺御開帳が終了しました。

今回の御開帳は平成27年5月31日(日)無事に終了いたしました 期間中のご参拝、御礼申し上げます

善光寺とは

「遠くとも一度は詣れ善光寺 花溢れる 信濃路の春」
善光寺は今から1300年の昔、百済の国から奉献された日本最古の秘仏・一光三尊阿弥陀如来像をご本尊とし、皇極天皇三年に勅願により創建されたお寺で、時代・宗派を超えて老若男女の区別なく、日本中の人々の心の拠り所として親しまれてきた仏教徒の霊場です。
貴方様にも現生安穏、後生極楽を願って是非のご参観を心よりご案内申し上げます

善光寺御本尊

阿弥陀如来・観音菩薩・勢至菩薩の三尊を一つの光背にまつることから、一光三尊の阿弥陀如来さまと称されます。西暦六五四年に勅封され御秘仏となられてより、今日ではそのお姿を直接拝することはできませんが、お身代わりのご分身仏である前立本尊様を七年に一度本堂にお迎えし、御仏と結縁していただけるのが御開帳です。

善光寺御開帳

善光寺最大の盛儀として有名な七年に一度の「御開帳」は、秘仏であるご本尊の御身代わり「前立本尊」(鎌倉時代・重要文化財)を本堂にお迎えし、約二か月にわたって行う壮麗な行事です. 本堂前の回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じこと。ここにありがたいご縁が生まれ、その功徳は計り知れません。花開く仏都の春、国宝善光寺本堂の荘厳なる威容の御前に、極楽浄土の光景が顕現いたします。

回向柱

前立本尊さまの右手に結ばれた金糸は、やがて五色の善の綱となり、回向柱に結ばれます。柱に触れることで如来さまとの結縁が叶います。回向柱は、長野市内の松代町から毎回寄進されています。これは現本堂再建の折、徳川幕府の命令により松代藩が普請奉行を務めた縁によるものです。